トルクメニスタンに来たら地獄の門!【行き方・注意点・両替】【 2019年11月】
こんにちは。三井(@Ryota__023)です。
本日の記事は、トルクメニスタンに来たら絶対に行きたい「地獄の門」の行き方や注意点をまとめました!
中央アジアを旅している人は必見!
それでは早速綴っていきます
地獄の門の基本情報
トルクメニスタンの中央に位置している。
首都のアシガバードからおよそ260kmほど北にあり、ウズベキスタンとの国境の町であるクフナウルゲンチから200kmくらい!
ダルヴァザ付近の地下には豊富な天然ガスが埋蔵されている。1971年にソ連(当時)の地質学者がボーリング調査をした際、ガスを発見することができたものの、その過程で落盤事故が起き、採掘作業用の装置が置かれていた場所もろとも直径50 - 100メートルにもなる大きな穴が開いてしまった。有毒ガスの放出を食い止めるため、仕方なく点火することになったが、可燃性ガスが地下から絶え間なく吹き出るため、延々と燃え続ける事態となった。
出典:Wikipedia
およそ50年前に旧ソ連がガスを探していたら事故って大きな穴が空いてしまい、ガスが漏れた所に点火したのがきっかけらしい。
自然が生んだものではなく人間によって作られたモノ。
もともとこのガスクレーターの近くには人口350人くらいの小さな村(ダルバザ)があり遊牧生活を送っていたそうだが近年になり観光客にとって不愉快とのことで大統領が壊してしまったのだ。
だから今は実質この辺りには誰も住んでいないのかな。人の気配もなかった。
そんな「地獄の門」に行って来ました
去年の11月、世界一周中に中央アジアを周っている際に実際に訪れました。
想像以上に迫力があり、炎の燃えている様子は見応えありまくり!
炎の燃えている様子。凄まじい。
ここで出会った旅人と地獄の門。
はみ出しているところが一箇所あり、撮影スポットになっていた。
少し遠くの丘になっているところから。たくさんの人で賑わっている。
ここは一昔前まではあまり観光客が来なかったみたいなの柵や宿泊施設が近くにはなかったのですが、今は、周辺に沢山あります。
なんだが残念だけどみんな来るから仕方がないか。
地獄の門への行き方
僕は、クフナウルゲンチから行きました。
流れとしては、アシガバード行きのシェアタクシーに乗り、途中下車して、砂漠を歩いて行くという感じ。
まずは、アシガバード行きのシェアタクシーを探す。
こちらの郵便局の近くにアシガバードやダシュグス行きのシェアタクシーがあります。
僕は昼の13時頃に行ったらありました。夜遅くや朝早くはあるか分かりません。
交渉しましたが、100マナトから下がりませんでした。
ちなみにクフナウルゲンチでの闇両替は市場に行き、そこらへんの人に聞いてみたらすぐに見つけることができました。
はじめに1ドル15マナトと提示されましたが、18マナトが良いというとすぐに受け入れてくれました。
20ドル両替。360マナトゲットです。
ちなみに、公定レートが1ドル3.5マナト。闇レートが1ドル18マナトです。
間違っても、銀行で両替しないように。
アシガバードでも大きな市場に行けば闇レートで両替できるそうです。
13時にシェアタクシーに乗り込み、人が揃うまで1時間かかりました、14時に出発です!
道中はまじでずっとまっすぐ。途中で何回か小さな町を通り過ぎるくらいでほとんどは砂漠です。
そして、一緒に乗っているトルクメ人はとてもフレンドリー。言葉はほとんど通じないものの楽しかった。
3時間くらい走ったところでMaps.meのマップで地獄の門に1番近いであろうところで降ろしてもらいました。
まじで何もない。
ここのチャイハネ屋さんはもうやっていないのかな?でも人はいました。
そして、あらかじめマップに印を打っておいた地獄の門に向けて歩いて行きます。
幹線道路からは直線距離で4kmほど。そんなにきつくはないはず。
しかもまだ夜ではないので気も楽です。
砂漠の丘は砂に足が取られて想像以上にきつい!
綺麗な砂漠です。流石に誰も歩いていない。
途中で休憩。意外ときついです。
そして地面にバックパックをおいたら砂まみれになりました。
野生のラクダもいた。大型の野生動物は怖い。遠かったから良かった。
道中で線路があったのですが、ここが3mくらいの急坂になっており、登るのにとても苦労した。
そして線路には沢山のフンコロガシのような虫がいました。
ここを超えたらあとは、登りがないと思ったのですがこの後も何度か砂漠の丘がありそして1時間ほど経った頃に穴が見えてきました。
着いた!
周りには宿泊施設がありましたが、僕は穴の近くで野宿をしようと思っていたのでひとまずガスクレーターの近くに行きます。
昼間はそんなに迫力はないと思いましたが、結構大きく熱を感じたので僕はこの時点で感動していました。
大半の人が幹線道路沿いにあるチャイハネに大きい荷物を預けて行くみたいですが、僕はそのまま持って行きました。
やることもなかったので近くで休んでいたら、ポーランド人の旅人2人組に話しかけられて仲良くなり、僕が野宿するということを伝えると、彼らの持っていたテントに招いてもらえることになった。
2人用のテントなので明らかに男3人では小さすぎたがそれでも招いてくれた。
本当にありがたすぎる。
超大きい野犬がいたから野宿しなくて本当に良かったと思った。人には慣れているようだけど何が起こるか分からない。
そして、夜になり景色を楽しんで23時頃に就寝。
朝は、6時頃に目が覚めた。
トイレは野糞しかないと思っていたが近くの宿泊施設に水洗の洋式トイレがあったのでそこのトイレを借りた。
そこの宿では一泊飯付きで20ドルと割高。そして現地通貨で払えないという。。
完全に外国人観光客向け。
そして朝も少し眺めてから出発しようとしたら現地の観光客が訪れていた。
旧ソ連の大型バンで来ていた。
この車でヒッチハイクしていこうと思ったけどそもそも満員できていたので乗せてもらえなかった。
仕方ないので、幹線道路まで歩くことに!
3人で話しながら歩いていたらあっという間だった。
3人でヒッチハイクはなかなか難易度が高い!
しかし車は結構通るのでどれかには乗れそうな感じだった。
始まってから20分ほどで一台のトラックが止まって1人なら行けるということで僕が先に行くことになった!
アシガバードでは彼らカウチサーフィンを使うそうなので一旦ここでお別れ。
もしかしたらイランで会えるかもしれないと話していたけど結局会えなかった。
トラックの運ちゃんも優しかったし話していたらあっという間にアシガバードに入っていました。
お金を払おうとしたら大丈夫ということだったので僕の持っていたお菓子をあげました。ありがとう。
ちなみにポーランド人たちは乗用車に乗せていただいたみたいで、1人50マナト払ったそうです!
街に入るところで一旦降ろされてそこからはバスで市内へ!
バスは3マナト。市内中心部までは30分くらいで到着!
無事に行くことができた。
アシガバードのおすすめ宿
こちらの宿。
おすすめというか格安で泊まれる宿がここにしかないので仕方なくっていう感じ。
一泊10ドルか15ドル。安い部屋がない場合は15ドルになります。(現地人は格安)
立地は良い!スタッフはうるさいスタッフと優しいスタッフがいる。
アシガバードでWIFIが使えるところ
こちらのホテルでは受付で言えばパスワードの書かれた紙が貰えます。
XVPNというアプリの有料会員を使ったらSNSやGoogleが使えましたが速度はかなり遅いです。
他に使えるところは見当たりませんでした。
地獄の門の注意点
・野宿する場合は、野生動物やサソリ、蛇に気をつけよう
・インターネットは使えないので、あらかじめ情報を収集しておく
・クフナウルゲンチからアシガバードへのシェアタクシーは早めに確保しておいた方が良い。
最後に
トルクメニスタンはとても良いところでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では!
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