【前編】水晶岳を目指して北ア深部へ縦走:新穂高から双六小屋へトレッキング
8月4日から8月6日まで2泊3日で水晶岳を目指して新穂高から北アルプスを縦走してきました。天気も良く、景色がとてつもなく綺麗で大満足なトレッキングができました。
- 初めての縦走で北ア深部へ
- 久々の深夜ドライブで登山口の新穂高を目指す
- 深山荘の開放的な露天風呂を楽しむ
- 新穂高センターにて登山届を提出し、登山口へ向かう
- 登山口に到着!穏やかな林道を歩む
- 小池新道入り口に到着。本格的に登りが始まる
- 鏡平山荘にてカキ氷を食べて復活
- 弓折乗越を辿って双六小屋を目指す
- 双六小屋に到着し、テント設営&ご飯を食べる
初めての縦走で北ア深部へ
こんにちは。三井です。
八月になり本格的に夏に突入しました。世間はオリンピックで賑わっています。
今年は毎月1回は登山しようと決めており8月はどこへ行こうと調べていたところ水晶岳を発見しました。
飛騨山脈の一角にある山で標高は2986m。百名山にも登録されていたりします。
水晶岳周辺には名峰が連なっており、景色がとにかく綺麗なので岐阜県の奥飛騨温泉郷新穂高から2泊3日で目指すことにしました。
結果的に今までに見たことのないような絶景を眺めることができとても満足できました。
本当に来れてよかった。
久々の深夜ドライブで登山口の新穂高を目指す
前日の19時30分頃に出発し、名神と東海北陸道を経由し高山市まで出ます。
途中、疲れていたのか眠気に襲われ多賀SAにて仮眠をとって、2時頃に再出発。
新穂高には朝5時頃に到着しました。
登山者専用の無料駐車場があるのでそちらに車を停めたのですが、ほぼ満車でした。
やはり登山客には人気があるようです。
2泊3日の縦走に向けて準備をします。が、こちらの駐車場の真横にある深山荘では露天風呂が24時間やっており、先に温泉に入って来ちゃいました。
深山荘の開放的な露天風呂を楽しむ
深山壮の入り口
男風呂と女風呂の他に混浴の湯船もありました。男風呂と混浴風呂は外から丸見えですが、開放的でとても景色が良かったです。
早朝ということもあり、他に人はいませんでした。
こんな開放的で硫黄臭が強い温泉は日本でも珍しいのではないでしょうか。
新穂高センターにて登山届を提出し、登山口へ向かう
登山者用無料駐車場から徒歩5分ほどで新穂高センターに到着。
こちらに登山届の用紙がありますので記入をして提出。
お手洗いなどを済ませて登山口へ向かいます。センターの前では登山客で賑わっていました。
中部山岳国立公園の登山道が記されています。
新穂高センター付近にも温泉がありました。
登山口に到着!穏やかな林道を歩む
途中で見かけたトンボ
登山口までは10分ほどで到着。いよいよ登山が始まります。
こちらが入り口
双六小屋からのメッセージもありました
登山口から小池新道までは穏やかな林道を進んでいきます。
1時間ほど進んだところに最初の小屋であるわさび平小屋に到着。
ここで10分ほど休憩し、小池新道の入り口を目指します。
こちらがわさび平小屋。朝7時ですが、すでに登山客がちらほら。
冷やしトマトやきゅうりも売られていました。夏の風物詩!
ここから進んでいくと、川が近くを流れており透き通っていて綺麗。ここらへんも温泉は湧いているのか?
小池新道入り口に到着。本格的に登りが始まる
ここからは大きな石が増えてきて一気に標高を上げていきます。
双六小屋からのメッセージと標識。
鏡平まで3時間30分とそこそこかかります。
登山口から小池新道入り口では標高1400mほどで次の山荘である鏡平は2200m程なので800m上げるわけですが、ここの登山道は結構キツく、休憩をたくさん挟みながら登っていきました。
景色はどこもこんな感じ。
登り始めて最初の方に川があり、水浴びしたりでとても気持ちよかった。
登山道は整備されており、登りやすいです。印もこまめにあるので本当に助かります。
整備されている方に感謝です。
3時間くらい歩いたところで標識がありもうすぐ鏡平山荘!!ここらへんでは日差しも強く完全にバテていましたが勢いで登って行きました。
鏡平山荘にてカキ氷を食べて復活
鏡平山荘と後ろに見える弓折乗越
鏡平山荘には正午12時に着きました。一気に標高をあげ登ってきたのでヘトヘト。
やはり上りはきついです。
みなさんカキ氷をそろって食べていました。600円。(写真を撮り忘れた、、)
こちらの山荘でカキ氷とコーラを飲んで体力を回復させ30分ほど休憩し、1日目のテント泊をする双六小屋を目指します。
弓折乗越を辿って双六小屋を目指す
鏡平山荘からさらに500mほど標高を上げていくのですが、圧倒的な体力不足によりたくさん休憩を挟むようになってきました。
ここの区間では曇ってしまい、あまり写真撮影をしていませんでした。
それでも時々雲がなくなると絶景が見れますね。
道中には残雪の部分も一箇所ありましたが、特に問題なく通過できます。
ガス?雲?のせいで槍ヶ岳や穂高連峰はあまり眺めることができませんでした。
鷲羽岳や双六小屋が見えてからは下るのみ。ここからは15分ほどで双六小屋に辿り着けます。
双六小屋に到着し、テント設営&ご飯を食べる
15時過ぎに双六小屋に到着できました。
1日目は9時間ほどトレッキングし、1700m標高を上げたわけですが、今まで1日でこんなに標高を上げたことがなかったので小屋に到着した瞬間に疲労がぐっとのしかかって来ました。笑
使っているバックパックは山と道のThreeというモデルです。
MとLサイズがあり、身長180cmくらいなのでLサイズを使っております。
軽くて背負いやすいのでとても気に入っています。
テントはモンベルのステラリッジ2。寝袋はダウンハガー♯5を持ってきました。
双六小屋の奥には2日目に目指す鷲羽岳と水晶岳が見えています。景色が一気に変わりとても興奮していました。
ご飯は持ってきたアルファ米と親子丼の素を温めて美味しくいただきました。やはりお湯だけで作れるご飯は楽で美味しい。
早めに支度をして、19時には就寝。深夜ドライブと長時間トレッキングによる疲労ですぐに寝付くことができました。
二日目はいよいよ目的の水晶岳へ。後編に続きます。
後編はこちら。