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【後編】水晶岳を目指して北ア深部へ縦走:絶景を眺めることができ大満足

水晶岳を目指すために北アルプス縦走に2泊3日で行ってきました。

全編と後編で分かれていますので、全編も読みたい方はこちらから。 

 

kapibaramitti.hatenablog.com

 

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朝の双六小屋からの景色が美しい

2日目は朝3時30分に起床。

5時には出発したいので準備を始めます。 

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朝食はジェットボイルでお湯を沸かしてパスタを茹でました。

ミートパスタ美味しい。

着替えたり荷造りをしていると日が明けてきた。

 

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平日なのにも関わらずこのテントの量です。

お盆はもっと混むのか、、

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山小屋からのテント場の景色。

 

ここで2泊する予定なので、テントもそのままにし大半の荷物はこちらに残しておきます。持っていったモノは、水や食糧、防寒具のみです。

 

朝5時、時間通りに出発できました。

雲海を眺めながら三俣山荘を目指す

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少しだけ登ります。

登っているときには雲海を見ることができました。

 

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御嶽山が頭を出しています。

 

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20分ほどで登り切った後は、巻道を通って三俣山荘を目指します。

ここからはそんなにアップダウンがないのでただ山道を歩いていくのみです。

 

 

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少し雲がかかっていますが、昨日は見ることができなかった槍ヶ岳が遠くの方で見えます。

それにしても景色が本当に綺麗!!

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存在感ありまくりですね。槍って感じ。笑

いつかは登ってみたいです。

 

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もうすぐ三俣山荘というところで分岐がありました。有名な山がばかりです。

そして、出発してから2時間ほどで三俣山荘に到着。登りがほとんどなかったのでここまでは楽でした。

三俣山荘で少し休憩をしてから鷲羽岳へ山頂アタック

三俣山荘では15分ほど休憩。そしてここから鷲羽岳山頂を目指します。

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すぐ近くにあるのでひたすら急坂を登るのみ。

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少し登ったところで後ろを振り返ると雲がかかってしまっていましたが、それでも景色は綺麗です。

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ガスがあり、時々しか景色が見えなかったけど景色が見えた時は本当に美しいです。

遠くの方には薬師岳などがはっきりと見えます。

 

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登山道は岩まみれですが、はっきりと道がわかりますし、そこまで険しくないので安心して登れます。

僕は高所恐怖症なので高度感あるところでは少し怖かったですが、、

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雷鳥も見ることができました。ここらへんでは珍しい?!

 

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遠過ぎて目視しかできませんでしたが、雷鳥のひよこを見ることができテンションMAX笑

 

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途中、池もありました。名前はわかりませんが、、、

 

三俣山荘か1時間もかからないくらいで鷲羽岳登頂!

標高は2924mと水晶岳より少し低いくらい。

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ガスがすごくてあまり景色が良くなかったです。。。

 

山頂には10分だけ滞在。記念撮影をして次はワリモ岳を経由して水晶岳を目指します。

ワリモ岳と水晶小屋までの登山道

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ワリモ岳までは一旦標高を下げてまた上げる感じ。

 

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ここなら滑落しても雪が守ってくれそう。笑

 

距離はそんなにないので、鷲羽岳から30分ほどでワリモ岳山頂にたどり着きました。

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特に何もなさそうだったので、下から標識を見て終わり。水晶岳を目指します。

 

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途中でロープを使う部分が一箇所あり、岩場を乗り越えるのですが、初めてでやはり怖かったです。

距離は滅茶苦茶短いですが、、

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ワリモ岳を超えるといよいよ水晶岳山頂までの道のりが見えてきます。

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ガスがなくなり、晴れるとやはり綺麗です。

左奥の高くなっているところが水晶岳山頂。存在感が大きいです。

 

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途中、黒部源流の方と分気になっているところもとても景色が綺麗でした。

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こちらの分岐から水晶小屋は30分くらいで到着しました。

少しだけ下って、水晶小屋の直前の急坂を登るとすぐです。

水晶小屋にてカップラーメンを食べて山頂を目指す

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 ラーメンにピントが合わなかった、、

水晶小屋に到着したのは11時くらい。朝食を食べた4時からお菓子を少ししか食べていなかったのでお腹が空いていました。

 

カップラーメンの誘惑に負けて購入。500円。

 

標高2900mくらいで気温は10度前後。

太陽も出ておらず寒かったのでとても美味しく食べれた。これぞ山効果!笑

 

30分ほどお昼ご飯を食べながら休憩した後、バックパックを水晶小屋に預けて山頂を目指します。

 

ここから山頂までは30分ほど。

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水晶岳登頂!360度パノラマの大絶景 

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意外と険しい部分が多く、あまり撮影ができませんでした。

急坂が続きますが振り返ると晴れており、鷲羽岳がすでに遠くなっています。

 

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梯子みたいな階段を登ったりもして、、

 

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ついに登頂できました!水晶岳2986m!!

味がある標識はいいですね。

 

山頂はそんなに広くありませんし高所恐怖症なので少し怖かったですが、あたりの景色が綺麗過ぎて、今までの疲れが吹っ飛びました。

 

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無事に登頂できてよかったです。

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10分ほど山頂に滞在した後は下山をします。

ゆっくりと下山。身体全体が疲労

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岩苔乗越の分岐

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帰りは黒部川水源地を経由して三俣山荘を目指します。

 

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先ほどの分岐から川沿いを50分ほど下ったところに遺跡?がありました。ここから40分ほど登れば三俣山荘になります。

 

本来であれば15時30分に双六小屋に戻る予定でしたが、体力不足により三俣山荘に到着したのが15時頃。

三俣山荘から双六小屋までは2時間はかかりそうなので、少し休憩したらすぐに出発しました。

 

ここからはほとんど登りはありませんが、足の疲労により進むペースが遅くなってしまいます。

 

18時を周ろうとしたときにようやく、双六小屋が見えてきました。

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そして、18時過ぎに双六小屋に到着。

結局、この日は13時間もかかってしまいました。やはり縦走は大変!

 

夕飯のパスタを食べながらビールを飲んで20時には就寝。

本当に疲れました。。けど達成感は半端ない!!

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次の日には朝4時30分に起床し、朝ごはんに中華丼を食べてテントを片付けたり、朝日を見たり、充実した朝を過ごした後に双六小屋を後にしました。

 

3日目の下山するだけでしたが、3日間で一番天気が良く、悔しい気持ちもありましたが行きでは見られなかった景色を見ながら下山しました。

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北アルプスを一望

 

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今度は槍ヶ岳黒部五郎岳にも行きたい。

 

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穂高連峰槍ヶ岳もはっきりと見れる。

 

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水晶岳鷲羽岳

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御嶽山

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鏡池穂高連峰

 

結局、ペースは遅くなってしまいましたが、13時30分に新穂高センターに到着!!

 

本当に疲れましたが、見れた景色は一生モノです。

下山後は新穂高にて温泉に入り、帰宅。

 

3日間きつかったけど、最高の思い出になりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

では!